【横濱ライヴハウス祭2020参加店だより】JAZZ SPOT DOLPHY 編

2020年5月30日と31日に予定されていた横濱ライヴハウス祭2020の開催は、コロナ禍のため残念ながら順延となりました。

しかし、横浜のライヴハウスはなすすべもなく黙ってこの状況を見過ごしているだけではありません。

横濱ライヴハウス祭実行委員会では、これから毎週の予定で、コロナと闘うライヴハウスの声を、参加店の協力のもとに、発信していきます。

初回は、実行委員会副委員長を引き受けていただいたJAZZ SPOT DOLPHYから届いた動画です。

こんにちは。

横浜で、ジャズスポットDOLPY(ドルフィー)の代表しております小室恒彦と申します。

今回、たまたま、年功序列っていうことだと思うんですけど、横濱ライヴハウス祭の実行副委員長にを選ばれましたので、コロナウイルスの対策で各お店の方々やお客様もたいへんな時期をお過ごしとは思いますが、一言ご挨拶をさせていただきたいと思います。

横浜ライヴハウス祭は、皆さんもご存知とは思いますが、ロック、ジャズ、それからそのほかのいろいろなジャンルのお店が一堂に集まってお祭りを催すという、横浜ならではっていうか、非常にユニークな催しですので、こういういろんなジャンのお店が集まることによって、なにかが生まれるんじゃないかなという期待を込めて、最初から参加させていただいております。

こういうかたちの催しが全国に広まっていけば、日本の音楽シーンも楽しい展開になるんじゃないかなと、そういう希望ももっております。

本来なら5月30日と31日で行なう予定だったんですけど、このコロナ騒動によって延期が余儀なくされ、次にいつできるかというのは予想もつかないんですけど、できるかぎり今年中に、第1回の横浜ライヴハウス祭を行えたらと思って、努力をいろいろいたしていきたいと思っております。

当店は、横浜市中区宮川町のビルの2階で、ライブハウスを営ましてもらっております。

場所は、京浜急行の日ノ出町駅より3分、JR桜木町駅からですと6分のところにあります。

開店は1980年ですので、今年が40周年ということになるんですけど、当店は最初からあまりジャンルは考えないで、あくまでもジャズが中心ですけど、ポップスやブルース、ラテン、そしてロックのミュージシャンの方々にも時々ご出演を願ったりしております。

まあこういう形態は店が始まったときからレコードないしはライヴなどで行なってきたんですけど、多分、僕が団塊の世代、いわゆるビートルズ・エイジと呼ばれている世代だからかなとは思っております。

高校生の時にビートルズが来日しましたし、ロックのジミヘンドリックス、ジャニス・ジョプリンを先頭に次々と素晴らしいバンドが誕生していましたし、ジャズで申しますと、ジョン・コルトレーン、店に名前をお借りしたエリック・ドルフィー、白人ピアニストとして非常に優秀な素晴らしいビル・エヴァンス、ロックとジャズを融合したマイルス・デイヴィス、そういう方たちが同時代に生きていまして、ほとんどレコードを通じてですけど、影響を受けたことが、いまのライヴハウスにつながっているかなぁと思っております。

ジャンルを大事にするということは非常に大切なことなんですけど、僕としてはジャンルを超えたミュージシャンたちが集まって、一緒に演奏したり刺激し合うことによって新しいサウンド、音楽が生まれるんじゃないかと思うので、このかたちで営業を続けられたらなぁと思っております。

いまの時期、ウイルスの感染防止対策は非常に大事だと思いますので、当店も神奈川のガイドラインに沿って感染防止対策を行なっております。

当店は40〜50人分の席がある店なんですけど、いまは、先着15名様に限って来店いただき、ライブを行っております。

また、客席との距離もまあなるべく離れたほうがいいと考えて配置しておりますし、お客さん同士の近くでの会話も問題になりますので、客席のあいだには間仕切りを設けるようにしております。

お客様には入店時の検温、それから、マスクの着用をお願いしております。

あとは、店の入口での手指のアルコール消毒をを行っております。

客席のテーブルやイス、カウンターはもちろんですけど、ミュージシャンが使う機材や店の音楽設備なども消毒をしております。

休憩時間に大声でしゃべったりするのもちょっと控えていただいておりますし、店のスタッフやミュージシャンへの声かけもなるべく控えるようにお願いしております。

このような感染防止対策をいろいろ施しておりますので、そろそろ営業再会してもいいかなと思いまして、4月1日から5月いっぱいまでは休店していたんですけど、6月2日から営業を再開いたしました。

ミュージシャンたちも「2ヵ月かそれ以上ぶりの演奏だ!」と言って、楽しんで力を入れた素晴らしい演奏をしていただいておりますし、お客様もそれを楽しんでいただいております。

その姿を見てやっぱり「ライブハウスっていうのはいいもんだなあ」と改めて感じたりしております。

当店はこんな状況で経営的には厳しいものがあるんですけど、ほとんどの仕事場を奪われたミュージシャンはもっとたいへんじゃないかと思いまして、当店は20年近く、ミュージシャンの許可をもらって記録用にライヴをヴィデオに録っています。

それを順次YouTubeに載せて、出演しているミューシャンに対しての募金を、映像を見た楽しんでいただいたお客様から募っています。

そのなかで、第1回目として、板橋文夫さん、皆さんもご存じだと思うんですけど、日本でも指折りの素晴らしいピアニストで、美しくも激しい演奏をされるほか、日本独自の感性をもった曲作りをされて、本当に素晴らしいミュージシャンなんですけれど、当店には月に1〜2回ほどご出演いただいておりまして、(ドルフィーを)ホームグランドみたいにして使っていただいていると思っているんですけれど、それに若手のベーシストの瀬尾高志さん、そしてドラムスの竹村一哲さんを加えて、ここ何年かFITというピアノ・トリオで活躍されているんですけど、昨年暮れ(2019年12月15日)に行なわれた演奏のライヴ・ヴィデオをYouTubeにアップしているんですけど、そのなから1曲を選んで皆さんに見ていただきたく、この後に載せることにしましたので、皆さんも楽しんでいただけたらと思っております。

当店もまあベテランから若手まで、日本を代表する、トッププレーヤーといっていいミュージシャンの方に連日のように出演していただいておりますので、ご興味をもった方はぜひご来店していただければと願っております。横濱ライヴハウス祭はもとより、当店も今後ともよろしくお願いいたします。

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